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イベントレポート

「TOKYO Biotech DAY by TIB CATAPULT/LINK-BioBAY TOKYO」を開催(10/16)

LINK-Jと三井不動産株式会社とBioLabsは、2025年10月16日(木)に「TOKYO Biotech DAY by TIB CATAPULT/LINK-BioBAY TOKYO」を、三井リンクラボ新木場2で開催しました。

LINK-BioBAY TOKYO」は、日本発のライフサイエンススタートアップが世界市場で飛躍するためのエコシステム構築を目指しています。今回のイベントは、Masterclass Program by BioLabsに選抜されたスタートアップによるデモデイとして開催し、審査員による評価とオーディエンス投票で受賞企業が決定しました。
さらに、ライフサイエンス業界のキーパーソンをお招きし、ライフサイエンスのエコシステムやスタートアップ支援に関するセッションも行い、参加者の皆様と最新の動向や今後の連携の可能性を共有いたしました。また、三井リンクラボ新木場2の内覧も併せて実施しました。
 

ピッチ登壇スタートアップと受賞結果

ピッチには以下の注目スタートアップが登壇しました:
CancerFree Biotech
株式会社INOPASE
ミルンダ株式会社
株式会社ソティステクノロジーズ
株式会社Theta Therapeutics

審査員賞は、株式会社INOPASEに授与されました。同社は、慢性神経疾患を治療するクローズドループ個別化神経刺激療法のパイオニアとして、臨床ステージにある医療機器企業です。

 

オーディエンス賞は、CancerFree Biotechに授与されました。同社は、循環腫瘍細胞(CTC)の培養を専門とし、個別化解析に注力しています。CTC由来のオルガノイド(CDO)システムを通じて、医師と患者が最適ながん治療を選択できるよう支援し、不要な薬剤使用の最小化を目指しています。

 

イベントのハイライト


1. ラボツアー

TIB CATAPULT事業の拠点の一つとなる三井リンクラボ新木場2の見学ツアーを行いました。
見学を通して三井リンクラボおよびTIB CATAPULT/LINK-BioBAY TOKYOへの理解を深めていただきました。
 

2. 基調パネルディスカッション

ライフサイエンス業界のキーパーソンをお招きし、ライフサイエンスのエコシステムやスタートアップ支援に関する最新動向、スタートアップが海外で活躍するには何が必要か?などについて議論いたしました。

<モデレーター>
林 幾雄
(一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)事業部長
兼 三井不動産株式会社イノベーション推進本部ライフサイエンス・イノベーション推進部ラボ&オフィスグループ 参事)

<パネリスト>
下田 裕和 様(国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)調整役)
二見 崇史 様(AN Venture Partners パートナー )
 

3. Masterclass Program採択スタートアップによるピッチ

Masterclass Programは、ライフサイエンス分野のスタートアップを対象としたアクセラレーションプログラムです。
米国をはじめとしたグローバルな実績を有するインキュベーターBioLabsの支援により、約半年間のメンタリングやウェビナーが提供されました。
本イベントの直前にも採択企業を対象としたワークショップが実施され、異文化コミュニケーションなどのテーマに沿って理解を深めました。
今回のピッチでは、プログラムの成果を充分に発揮した発表が行われました。
 

Po Chen 様(CancerFree Biotech 代表取締役/最高経営責任者)

杉本 宗優 様(株式会社INOPASE 代表取締役CEO)

廣瀬 正樹 様(ミルンダ株式会社 代表取締役CEO)

柳沼 秀幸 様(株式会社ソティステクノロジーズ 代表取締役)

立原 義宏 様(株式会社Theta Therapeutics 代表取締役)

4. 審査および表彰

審査員賞と、参加者の投票によるオーディエンス賞が決定されました。
審査員からは途切れる事なく質問が挙がり、日本発スタートアップへの関心の高さが示されました。ピッチ後のネットワーキングレセプションでは審査員とスタートアップの交流も生まれ、スタートアップが事業内容などに関する相談をしている場面も見られました。

[審査員]
二見 崇史 様
風間 信宏 様(バイエル薬品株式会社 執行役員 事業開発本部長)
小栁 智義 様(京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構(iACT)ビジネスディベロップメント室 室長 特定教授)
林 幾雄
Dr. Laura Stevens (Sr. Project Manager Business Development, BioLabs)

5. ネットワーキングセッション

スタートアップ、投資家、研究者、製薬企業などが交流し、協業の可能性を探る場となりました。
 

ご参加・ご登壇いただいた皆様誠にありがとうございました。
LINK-BioBAY TOKYOでは、Masterclass Program等の取り組みを通じて、日本発スタートアップの成長を加速させるべく活動を続けてまいります。
また、次期Masterclass Programの募集を来年初旬に開始いたします。ウェブサイト等でご確認ください。
 

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