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投稿日:2026.10.22 投稿者:TXP Medical株式会社

「技術があるから医療機器にしたい」では届かない。——JaDHA 会長 三友周太氏と語る、EDCの普及とDTxの失速から考える、デジタルヘルスが医療に定着する条件(座談会シリーズ Vol.29)

TXP Medical株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:園生智弘、以下TXP Medical)は、医療データに特化した公式noteアカウント『Medical Data Lab』にて、座談会シリーズ「ライフサイエンスの未来地図」第29弾を公開したことをお知らせいたします。

▼座談会記事はこちら
 
https://note.com/medical_data_lab/n/n457304e0b9c6
 


第29回のゲストは、35年にわたり医薬品開発とCRO(医薬品開発業務受託機関)の最前線を歩み、2026年4月に日本デジタルヘルス・アライアンス(JaDHA)の三代目会長に就任された三友周太氏です。本対談では、モデレーターのTXP Medical 医療データ事業部 戦略推進責任者 大角知也に加え、新たに Lead Generationグループ マネージャー 兼 Medical Data Lab所長の中尾ティモ、医師の生駒翔平とともに、「EDCの普及とDTxの失速から考える、デジタルヘルスが医療に定着する条件」をテーマに議論しました。

生成AIやSaMD、医療データ活用といった言葉が日々更新される一方で、デジタルセラピューティクス(DTx)や分散型臨床試験(DCT)など、当初の熱狂や期待ほどには現場への導入が進んでいない領域が少なくありません。その一方で、EDCのようにいつの間にか業界の当たり前として定着した技術もあります。「普及するものと、しないもの」の差はどこから生まれるのか。テクノロジーが医療現場に根づくための本質的な条件について語り合っていただきました。

座談会では、EDCが普及した理由として「グローバル標準であったこと」「圧倒的に便利で現場のペインを解消したこと」が挙げられ、単なる記録ツールと、診断・治療の判断を支援するプログラムとの間にある「越えなければならない一本の線」の存在が語られました。
また、DTxバブルの反省から見えてきた流通経路(ディストリビューター)不在の課題や、高齢者や医療従事者の「動線」を見落としたプロダクト設計の落とし穴について議論が交わされました。
さらに、「技術があるから」ではなく「どの医療課題を解決するのか」という課題起点の設計の重要性、薬事承認と保険償還を両輪で見据える必要性についても具体的な事例を交えて言及されました。

日本の優れた皆保険制度や医療アクセスがもたらす「ヘルスリテラシーと健康寿命の逆説」から、未病・予防領域のマネタイズの難しさが共有されました。そして、今後の大きな可能性を秘める電子カルテデータの利活用においては、ただ「データがある」だけではなく「何に使うのか」というユースケースの創出こそが重要であるという展望が示されました。「技術起点」から「課題起点」へと視点を転換し、デジタルヘルスをいかにして真の医療価値へと昇華させていくか—開発者や製薬企業、そして医療データ活用の未来を考える上で、示唆に富んだ対話となりました。

■ 座談会の概要
テーマ:「技術があるから医療機器にしたい」では届かない。——JaDHA 会長 三友周太氏と語る、EDCの普及とDTxの失速から考える、デジタルヘルスが医療に定着する条件

登壇者:
三友周太 氏(日本デジタルヘルス・アライアンス(JaDHA)会長・シミックホールディングス株式会社 Consulting And Navigation Unit Partner)
大角知也  (TXP Medical株式会社 医療データ事業部 戦略推進責任者)
中尾ティモ (TXP Medical株式会社 医療データ事業部 Lead Generationグループ マネージャー/Medical Data Lab所長)
生駒翔平  (TXP Medical株式会社 医療データ事業部 医師)

■ 主なトピック

  • 医療DXの最先発は「画像診断」だった。デジタル化は、いつの間にか入れ替わる
  • EDCは定着し、DCTは広がらなかった。その差はどこにあるのか
  • 「記録」が「示唆」に変わる瞬間に、一本の線がある
  • DTxバブルのあとに残ったもの。開発者が見落とす「動線」
  • ヘルスリテラシーは低いのに、健康寿命は世界最長という逆説
  • 電子カルテデータは、製薬企業にとって何になるのか

▼座談会記事はこちら
 
https://note.com/medical_data_lab/n/n457304e0b9c6
 

TXP Medicalでは今後も、『Medical Data Lab』を通じて、製薬企業・医療機関・アカデミアと共に、医療データ活用のリアルと未来を語り合う座談会シリーズを継続的に展開してまいります。

「共に考え、共に挑み、共に変革する。」
今後の連載にもぜひご期待ください。

■ Medical Data Labについて
『Medical Data Lab』は、製薬企業・医療機関・アカデミアをはじめとする、医療データに関わる多様なプレイヤーが「共に考え、共に挑み、共に変革する」ことを目的としたオープンラボです。医療データに関する実践知を共有し、次世代の研究・開発・実装を共に創出するプラットフォームを目指しています。

▼Medical Data Lab 公式note
 https://note.com/medical_data_lab

▼Xアカウント開設しております。
フォローよろしくお願いいたします。
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【TXP Medical株式会社 - ミッション「医療データで命を救う」】
TXP Medical株式会社は、「医療データで命を救う」をミッションに掲げ、電子カルテ由来のリアルワールドデータ(RWD)の利活用を推進する医療データカンパニーです。全国50以上の大学病院・地域中核病院とデータ利活用契約を締結し、650床クラスの大病院を中心とした協力施設ネットワークを構築しています。現在、2,600万人以上の患者データをカバーし、900項目以上の標準化された検査値、豊富なカルテテキスト、ならびに「NEXT Stage」シリーズを通じて蓄積される急性期医療領域の詳細な構造化データを活用しています。

また、急性期医療、希少疾患、オンコロジーなど多様な疾患領域における課題解決を支援しています。40人以上の専門医を含むチーム体制のもと、データ分析、研究計画の策定、臨床研究支援、実態調査、治験支援、論文作成までを一気通貫で提供しており、これまでに40社以上の製薬企業・医療機器メーカーとの連携実績を有しています。

医療データホームページ:https://medical-dataservice.txpmedical.jp

サービス概要動画:https://youtu.be/8ZRGkjtX0nI?si=DR3KGTA3GupWQmF1

社名:TXP Medical株式会社
所在地:東京都千代田区神田佐久間町3丁目21番地24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 2階
代表者:代表取締役CEO 園生智弘(救急科専門医)
設立:2017年8月
事業内容:急性期医療データプラットフォーム、AI技術、RWD活用サービス
URL:https://txpmedical.jp/

お問い合わせ先

TXP Medical株式会社(担当:山本)
MAIL:medical-data-service@txpmedical.com 
TEL :070-1277-0280 

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