多くの研究者・実務者の皆様にご参加いただいた2024年の初開催を経て、2026年に第2回となる「ヒト化マウスシンポジウム」を実施する運びとなりました。
本シンポジウムは、企業およびアカデミアの研究者が一堂に会し、 ヒト化マウスを活用した研究・応用の最新動向を共有する場として開催いたします。
開催日:
2026.07.03 (金)
時間:
13:00~17:10(17:40~19:40 情報交換会・ポスター発表 ※現地参加のみ)
会場:
【現地開催】
TKP東京駅カンファレンスセンター 8階
JR東京駅八重洲中央口より徒歩1分
〒103-0028 東京都中央区八重洲1-8-16 新槇町ビル8F
※お申し込みをお願いいたします。
【Web開催】
JAX in Japanウェビナー会場よりLive配信
※IDをお持ちでない方は、新規登録をお願いいたします。
※Live配信の実施後、オンデマンド配信はございません。
(外部サイトが開きます)
講演情報 / タイムテーブル
開会|13:00
第1講演|13:20~(40分間 質疑応答含む)
マウス HSC 研究を基盤としたヒト造血階層性の再整理
国立大学法人 神戸大学大学院医学研究科
生化学・分子生物学講座 細胞医学分野
宮西 正憲 先生
ヒト造血階層性の理解には、免疫不全マウス・ヒト化マウスへの移植実験による in vivo 機能解析が不可欠である。 一方で、実験環境下での再構築という制約やモデル条件の多様性から、マウス造血とヒトでの階層性や機能的定義の差も議論されてきた。 本講演では、これまでの造血幹細胞(HSC)分画の機能・性質を再検討し、ヒト造血幹前駆細胞(HSPC)分画の階層性の再解釈を紹介する。
第2講演|14:00~(40分間 質疑応答含む)
造血幹細胞が刻むリズム“静止状態と自己複製”を理解して操る
東北大学大学院医学系研究科 幹細胞医学分野
国立健康危機管理研究機構(JIHS) 国立国際医療研究所 造血システム研究部
田久保 圭誉 先生
造血幹細胞(HSC)は定常状態では多くが細胞周期が静止期(G0期)にあるが、血球需要が高まると分裂を開始し、需要が満たされると再び静止状態へと戻る。HSCは造血幹細胞移植(HSCT)の資源として重要であるが、ドナー不足に加え、安全性や適応拡大の課題が残されている。解決策としてHSCの体外培養・増幅が試みられてきたが、静止期の維持や再静止化に焦点を当てた培養系の研究は乏しかった。さらに、既存法で体内分子のみで構成された培養系は限られている。本発表ではHSCの「静止・分裂・再静止」を再現する各培養系と作動機構、免疫不全マウスを活用した解析を紹介し、HSCTの発展に向けた応用可能性について議論する。
第3講演|14:40~(40分間 質疑応答含む)
次世代型CAR-T細胞療法の非臨床POC確立を目指した最新研究
山口大学細胞デザイン医科学研究所
山口大学大学院医学系研究科 免疫学講座
玉田 耕治 先生
難治性がんに対する免疫療法として、遺伝子改変免疫細胞療法の研究開発が急速に進展している。中でも、キメラ抗原受容体(CAR)を導入したCAR-T細胞療法は血液がんに対して高い有効性を示し、既に臨床応用されている。一方で、有害事象や再発、固形がんに対する効果の限界などの課題が残されている。これらの課題克服に向け、免疫不全マウスを用いたヒトがんモデルにおいてCAR-T細胞の抗腫瘍効果や安全性を評価する非臨床研究が進められている。本講演では、最新のがん免疫療法の現状と課題を概説し、次世代型CAR-T細胞療法を含む遺伝子改変免疫細胞療法の将来像について議論する。
フラッシュトーク|15:20~(20分間)
休憩|15:40~(10分間)
第4講演|15:50~(40分間 質疑応答含む)
多様な免疫不全マウスを活用したがん免疫研究と遺伝子操作可能なPDXモデルの構築
東京大学大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻
先進分子腫瘍学分野
合山 進 先生
造血器腫瘍の病態形成や治療感受性には、がん免疫微小環境が決定的な役割を果たしている。私達は、NSGマウスやRag2欠失マウスなど、免疫能の異なるモデルを比較解析することで、急性骨髄性白血病に対する自然免疫の重要性を実証してきた。本講演ではその知見を紹介するとともに、研究を加速させる次世代ツールとして、Cas9/Cas13-degronシステムによる遺伝子・RNA発現の自在な制御を実装した、最新のPDXモデルについても言及する。
第5講演|16:30~(40分間 質疑応答含む)
がんに対する新規細胞免疫療法の開発 ~xenograft model を中心に~
大阪大学大学院医学系研究科血液・腫瘍内科学
保仙 直毅 先生
我々の研究室では一貫して、がんに特異的に結合するモノクローナル抗体を単離し、それをもとにしたCAR-T細胞あるいはCAR-NK細胞を開発することを進めてきた。それらの抗腫瘍効果の評価のために、免疫不全マウスを用いたxenograftモデルは不可欠であり、我々の研究室でも長年にわたってそのような実験を行い続けてきた。本講演では、そのような我々の研究をご紹介するとともに、細胞免疫療法の開発におけるヒト化マウスの重要性について述べ、その限界についても考察してみたい。
情報交換会・ポスター発表|17:40~
現地開催参加者の方は無料で情報交換会へご参加いただけます。
ご講演者の先生方や参加者の方々と、ご講演内容や日々のご研究についてディスカッションいただけます。また、ポスター発表セッションも予定しております。ぜひこの機会に研究者様間での情報交換の場としてお役立てください。
※ささやかではございますが、立食形式にてお飲み物とお食事をご用意いたします。
閉会|19:40
主催
ジャクソン・ラボラトリー・ジャパン株式会社
お問い合わせ先
TEL:045-474-9336
Email:ask@jax.or.jp



