― ヒトiPS細胞由来肺オルガノイド技術を基盤に、次世代呼吸器創薬の社会実装を加速 ―
HiLung株式会社(本社:京都市、代表取締役CEO:山本佑樹)は、ヒトiPS細胞由来肺オルガノイド技術を基盤とした、次世代の呼吸器創薬支援および疾患研究プラットフォームの開発を推進しています。
このたび、当社の取り組みが、国際科学誌 Nature の特集「Technology Feature: Organoids」において「Lung organoids could speed development of treatments」(2025年5月15日公開)として紹介されました。
今回の記事では、HiLungが開発を進める肺オルガノイドプラットフォームが、従来の2D/3D細胞培養評価系では十分に再現が難しかったヒト肺の複雑な構造や機能的特性を、より生体に近いかたちで捉えうる技術として紹介されています。あわせて、基礎研究と治療開発の間に存在するギャップを埋めるための、より高精度な評価基盤としての可能性にも言及されています。
記事内では、HiLungの技術が、呼吸器感染症研究に用いられる肺上皮モデルや、嚢胞性線維症に関連する気道スフェロイドモデルに展開されていることに加え、上皮細胞・間葉系細胞・免疫細胞の相互作用や、肺線維症における組織の肥厚・瘢痕化といった病態の再現を目指した、より複雑な肺オルガノイド開発へと発展していることが紹介されています。さらに、これらのモデルが毒性物質やエアロゾル曝露の影響評価、ならびに製薬企業における薬剤候補の評価にも活用されていることが示されています。
HiLungは、再生医療技術に基づく in vitro ヒト肺オルガノイドモデルの開発に加え、シングルセル解析や空間オミクスなどの先端解析技術を組み合わせることで、肺線維症・間質性肺疾患、COPD、呼吸器感染症、肺がんをはじめとする難治性呼吸器疾患の病態解明と、新たな治療法の創出に取り組んでいます。当社は、単なる研究用モデルの提供にとどまらず、ヒト生体の複雑性をより的確に捉える創薬インフラの構築を通じて、研究開発の効率化、高精度化、そして臨床応用への橋渡しを目指しています。
今回の掲載は、HiLungの技術基盤と事業の方向性が、国際的な情報発信の場において紹介されたことを示すものであり、今後のグローバルな事業開発、製薬企業との連携、ならびに国内外アカデミアとの共同研究のさらなる拡大につながることが期待されます。HiLungは今後も、独自の肺オルガノイド技術を基盤に、呼吸器疾患領域の研究開発と創薬イノベーションを推進する研究開発企業として、科学と医療の発展に貢献してまいります。
お問い合わせ先
HiLung株式会社本社
TEL: 075-354-5095
E-mail: contact@hilung.com


